「放課後になって、先生が大谷さんに話を聞こうとしていたけれど、大谷さんは大事な用事があるからって帰って行った」
(どうしよう)
「私のせいだ……」
(これ以上、真昼がつらい思いをしたらどうしよう。つらい目に遭うことになったら、どうしよう)
「あんたのせいじゃない」
と、明石 秀人は私の目を見て、まっすぐな声で言う。
「しっかり考えてみて。あんたも、大谷さんも、絶対に悪くない」
「……明石くん」
「だけど、大谷さんがあんなふうに怒るところ、初めて見た」
「明石くんは、真昼とは学級委員以外にも付き合いがあるの?」
明石 秀人は首を振って、
「ない。だけど、大谷さんが悪い人じゃないことくらい、同じ委員のオレは知っている」
と言い、固い決意が表れた目で、こう続けた。
「オレ、明日から大谷さんに声をかけるようにする。ひとりより、ふたりのほうが絶対に心強いと思うし」
(どうしよう)
「私のせいだ……」
(これ以上、真昼がつらい思いをしたらどうしよう。つらい目に遭うことになったら、どうしよう)
「あんたのせいじゃない」
と、明石 秀人は私の目を見て、まっすぐな声で言う。
「しっかり考えてみて。あんたも、大谷さんも、絶対に悪くない」
「……明石くん」
「だけど、大谷さんがあんなふうに怒るところ、初めて見た」
「明石くんは、真昼とは学級委員以外にも付き合いがあるの?」
明石 秀人は首を振って、
「ない。だけど、大谷さんが悪い人じゃないことくらい、同じ委員のオレは知っている」
と言い、固い決意が表れた目で、こう続けた。
「オレ、明日から大谷さんに声をかけるようにする。ひとりより、ふたりのほうが絶対に心強いと思うし」



