「で? 何?」
ため息混じりに聞いてくる明石 秀人に苛立ちが募るものの、私は、
「真昼に今日、何か事件がなかった?」
と、単刀直入に質問をする。
「……」
「今日、家に来た真昼の制服が汚れてて……、埃とか土とか? よくわからないけど、真昼の様子も何だかいつもと違ったし」
「大谷さんは、塚原さんに何も言わなかったの?」
「……私? 私が関係してるの?」
明石 秀人は、
「あんたの友達がふたり、いるだろう?」
と言った。
「美菜と千穂が、何かしたの?」
「昼休みに大谷さんが、自分の席で絵を描いていたんだ。それを見てふたりが、『いつも描いているよね』って話しかけたんだ」
「……」
「大谷さんは警戒した様子で、でもふたりに慎重に返事していた。ふたりは大谷さんに、『最近、千冬の家に行ってるって噂になっているけど、仲良いの?』とか聞いていた」
(なんであのふたり、そんなことを聞くんだろう?)
ため息混じりに聞いてくる明石 秀人に苛立ちが募るものの、私は、
「真昼に今日、何か事件がなかった?」
と、単刀直入に質問をする。
「……」
「今日、家に来た真昼の制服が汚れてて……、埃とか土とか? よくわからないけど、真昼の様子も何だかいつもと違ったし」
「大谷さんは、塚原さんに何も言わなかったの?」
「……私? 私が関係してるの?」
明石 秀人は、
「あんたの友達がふたり、いるだろう?」
と言った。
「美菜と千穂が、何かしたの?」
「昼休みに大谷さんが、自分の席で絵を描いていたんだ。それを見てふたりが、『いつも描いているよね』って話しかけたんだ」
「……」
「大谷さんは警戒した様子で、でもふたりに慎重に返事していた。ふたりは大谷さんに、『最近、千冬の家に行ってるって噂になっているけど、仲良いの?』とか聞いていた」
(なんであのふたり、そんなことを聞くんだろう?)



