「すっごく絵が上手で!! わ、私、憧れてますっ!!」
「へぇ……」
大谷 真昼の視線が。
言葉が。
冬原 ちづかを、……つまりは私を、肯定しかしていなくて。
心地良さの中に溺れていきそうだった。
「いや〜、でも学校のみんなには秘密にしてよね? 色々騒がれるとさー、ちょっと面倒じゃん?」
「は、はいっ! それはもちろんです!」
「いや〜、まぁ、いいんだけどさー。サインとか求められてもさ、書くには書くけどさー」
完全に良い気分だった。
天にも昇る気持ちとは、まさにこのことかもしれない。
だけど。
「ん? 投稿者でしょ? 常連って言ってたけど、まだデビューしていないんでしょう?」
と、明石 秀人が言った。
「えっ?」
私と大谷 真昼の声が揃った。
それに構わず、明石 秀人はこう言い放った。
「まだプロじゃないんじゃん」
一気に目の前が暗くなった。
「へぇ……」
大谷 真昼の視線が。
言葉が。
冬原 ちづかを、……つまりは私を、肯定しかしていなくて。
心地良さの中に溺れていきそうだった。
「いや〜、でも学校のみんなには秘密にしてよね? 色々騒がれるとさー、ちょっと面倒じゃん?」
「は、はいっ! それはもちろんです!」
「いや〜、まぁ、いいんだけどさー。サインとか求められてもさ、書くには書くけどさー」
完全に良い気分だった。
天にも昇る気持ちとは、まさにこのことかもしれない。
だけど。
「ん? 投稿者でしょ? 常連って言ってたけど、まだデビューしていないんでしょう?」
と、明石 秀人が言った。
「えっ?」
私と大谷 真昼の声が揃った。
それに構わず、明石 秀人はこう言い放った。
「まだプロじゃないんじゃん」
一気に目の前が暗くなった。



