B4サイズに魔法をつめて

漫画投稿をして。

再び巡ってきた桜の季節。

私は中学三年生になった。



冴島くんと同じクラスになって。

真昼と明石 秀人とはそれぞれ別のクラスになってしまったけれど。

時々みんなで創作について話すことは、変わらない。



「結果っていつ出るの?」
と、明石 秀人。



「あと一ヶ月後の『デイジー』発売日に、誌面で発表されます」

「翌々月発売号だからね」
と、私が言うと、真昼と目が合った。



「師匠は担当編集者さんから連絡があるんですか?」

「わかんない。入賞した時は誌面の発表前に連絡をくれていた時もあったけれど、前回は連絡がなかったし」

「そうですか……。連絡、あるといいですよね」




それから高校受験の話などをして、みんなでほんの少し憂鬱になって、下校をした。



「真昼は新しいクラスでどう?」
と、帰り道に尋ねてみると、
「……う、うーん、私は、その、クラスで浮いています」
なんて困った顔の真昼になった。