入った先はキッチンでした。
キッチンの隣にはリビングがあり、昨日ソレが現れた光景が瞬時に蘇ってきました。
思わず棒立ちになってリビングのドアを見つめる私に悟志が「大丈夫か?」と、声をかけてきました。
「う、うん……」
色々な意味でドクドクと心臓が早鐘を打ちます。
だけどモタモタしている暇はなくて、私たちは階段を駆け上がって絵里の部屋へと急ぎました。
昨日一通り確認した部屋の中です。
私と悟志は迷うことなく絵里の勉強机へと向かって引き出しを引っ張り出しました。
絵里は大切なものはほとんどここに保管していたようなのです。
案の定、少し探すだけで絵里のアドレス帳が出てきました。
ウサギのキャラクターが描かれた表紙を開くと、学校の友達の名前がズラリと並んでいました。
その中に梅原史也という名前を見つけるのも、時間はかかりませんでした。
私はそのページをやぶって自分のポケットにねじ込み、アドレス帳を元の場所に戻しました。
キッチンの隣にはリビングがあり、昨日ソレが現れた光景が瞬時に蘇ってきました。
思わず棒立ちになってリビングのドアを見つめる私に悟志が「大丈夫か?」と、声をかけてきました。
「う、うん……」
色々な意味でドクドクと心臓が早鐘を打ちます。
だけどモタモタしている暇はなくて、私たちは階段を駆け上がって絵里の部屋へと急ぎました。
昨日一通り確認した部屋の中です。
私と悟志は迷うことなく絵里の勉強机へと向かって引き出しを引っ張り出しました。
絵里は大切なものはほとんどここに保管していたようなのです。
案の定、少し探すだけで絵里のアドレス帳が出てきました。
ウサギのキャラクターが描かれた表紙を開くと、学校の友達の名前がズラリと並んでいました。
その中に梅原史也という名前を見つけるのも、時間はかかりませんでした。
私はそのページをやぶって自分のポケットにねじ込み、アドレス帳を元の場所に戻しました。



