「でも、今回の話で絵里さんのお母様には不審がられてしまったんじゃないですか?」
「そうなんです。もう絵里のお母さんには相談できない。そう思いました」
肝心の史也くんの住所もわからず終いのようです。
そのとき、玄関のドアが開く音がして夫が帰ってきました。
「ごめんね、もう夫が帰ってきたみたい」
「あ、今日も長い時間すみませんでした。あの、明日もいいですか?」
「もちろん」
もうすぐ2025年になる。
だけどきっと年が明けても小野彩音さんとのやりとりは続いているだろう。
直感的にそう感じていました。
「そうなんです。もう絵里のお母さんには相談できない。そう思いました」
肝心の史也くんの住所もわからず終いのようです。
そのとき、玄関のドアが開く音がして夫が帰ってきました。
「ごめんね、もう夫が帰ってきたみたい」
「あ、今日も長い時間すみませんでした。あの、明日もいいですか?」
「もちろん」
もうすぐ2025年になる。
だけどきっと年が明けても小野彩音さんとのやりとりは続いているだろう。
直感的にそう感じていました。



