メモ書きしているワードをキチンと保存してからキッチンへ向かいました。
冷蔵庫の中を確認して夕飯を何にするか決めます。
といっても作者は共働きの身なので大したものは作りませんし、夫もそのへんには理解のある人です。
冷蔵庫の中にレンジで温めるタイプのシュウマイがあることを確認して戸を閉めようとしたときでした。
ゴトリ。
昨日と同じ音がすぐ近くから聞こえてきました。
その瞬間背筋にゾッと寒気が走りました。
恐る恐る視線を食器棚へと移動させてみると、昨日と同じカップが床に落ちていたんです。
でも、昨日はそのカップを使って軽く洗い、水切りかごの中へ入れたはずです。
まだ食器棚には戻していなかったのに。
そう思って水切りかごへと視線を移したときでした。
目の前に人影が見えたんです。
「ヒィ!」
悲鳴を上げて後ずさりした瞬間に、その人影は消えていました。
だけど微かに腐ったような臭いがキッチンに漂っています。
ちがう。
こんなのは気のせいだ。
自分にそう言い聞かせて、シンクカゴの生ゴミを乱暴に捨てました。
冷蔵庫の中を確認して夕飯を何にするか決めます。
といっても作者は共働きの身なので大したものは作りませんし、夫もそのへんには理解のある人です。
冷蔵庫の中にレンジで温めるタイプのシュウマイがあることを確認して戸を閉めようとしたときでした。
ゴトリ。
昨日と同じ音がすぐ近くから聞こえてきました。
その瞬間背筋にゾッと寒気が走りました。
恐る恐る視線を食器棚へと移動させてみると、昨日と同じカップが床に落ちていたんです。
でも、昨日はそのカップを使って軽く洗い、水切りかごの中へ入れたはずです。
まだ食器棚には戻していなかったのに。
そう思って水切りかごへと視線を移したときでした。
目の前に人影が見えたんです。
「ヒィ!」
悲鳴を上げて後ずさりした瞬間に、その人影は消えていました。
だけど微かに腐ったような臭いがキッチンに漂っています。
ちがう。
こんなのは気のせいだ。
自分にそう言い聞かせて、シンクカゴの生ゴミを乱暴に捨てました。



