悟志はため息を吐きだして「やっぱりな」と呟きました。
「俺でよかったら話きくけど?」
悟志はすっかり話を聞くモードに入って、教卓の前の席に座りました。
そこはクラス委員長の席でしたけれど、今は誰もいないので指摘はしませんでした。
「言っても信じないかも」
「それでも言ってみればいいだろ? 話すだけで楽になるかもしれないし」
そこまで言われてば、もう逃げられません。
私は悟志の隣の席の座って最近ソレが見えていることを説明しました。
ソレは私には見えているだけだけれど、絵里には追いかけて来るように見えていたことも。
途中で笑い飛ばされるかもしれないと思っていましたけれど、悟志は真剣な表情で最後まで聞いてくれました。
「絵里を殺したのは彩音に見えているソレだってことか?」
私はコクンと頷きました。
よくしゃべったことと緊張で喉がカラカラに乾いています。
「それで、ソレを撮影することができたらみんな私の話を信じてくれると思ったの」
「俺でよかったら話きくけど?」
悟志はすっかり話を聞くモードに入って、教卓の前の席に座りました。
そこはクラス委員長の席でしたけれど、今は誰もいないので指摘はしませんでした。
「言っても信じないかも」
「それでも言ってみればいいだろ? 話すだけで楽になるかもしれないし」
そこまで言われてば、もう逃げられません。
私は悟志の隣の席の座って最近ソレが見えていることを説明しました。
ソレは私には見えているだけだけれど、絵里には追いかけて来るように見えていたことも。
途中で笑い飛ばされるかもしれないと思っていましたけれど、悟志は真剣な表情で最後まで聞いてくれました。
「絵里を殺したのは彩音に見えているソレだってことか?」
私はコクンと頷きました。
よくしゃべったことと緊張で喉がカラカラに乾いています。
「それで、ソレを撮影することができたらみんな私の話を信じてくれると思ったの」



