虹色男子!

「ん、んんんっ」

赤色くんがわざとらしく咳き込むと同時に、私と校長先生は我に返る。

「「これはこれは!7人の貴重な時間を割いてしまって申し訳ございま千円頂戴♡」」

その後アハハハハっとツボってしまう私としげちゃん(←校長先生の名前は茂らしいよ!)にとうとう腹を立てたのか……

バンッ

「いい加減にしてもらえませんかね……?」

こめかみに青筋を立てた鬼の形相の赤色くんがこちらを睨みつける。

「「ひっ!」」

今度こそ我に返った私達は、やっと魔法小説化について話し合うことにしたのでした。