「いっ、一回落ち着いてよ・・・・っ」言っているうちに恥ずかしくなって赤い顔をうつむける。すると綾香が口を開く。「でもさ、羽音愛って前まで恋に興味ありますって感じでしゃべってたけど中身は嘘っぽい感じで無理して笑ってるところあったよね?やっと本当の恋愛に目覚めたかー。」綾香は笑っているけれど私はそれどころじゃない。え、気づいていた?綾香、鋭すぎるよ!「うそっ、初恋は月音くん?!それって結構ヤバくない?」
友香の言葉に反応してはじかれるように声を上げる。「え、何がヤバいの?私、何かおかしいの?言っておくけど、いちおう、だからね!本当に絶対好きになったわけじゃないんだからね・・・?」不安になってみんなの顔を見つめる。
「あー。そういうことじゃなくて。やっぱり羽音愛も月音くんのかっこよさがわかったかーって思って。」
「まあ、とにかくどっか入ろう?座って落ち着いて話そうよ・・・」私が提案するとすぐさま美桜がスマホを手に取り、カフェを探し始める。「うん、いいね。カフェレストランでも行こ。昼ご飯食べたいよね。・・・・あっ、いいとこ見っけ。どう?ここ。フェア・コーヒーだって。早く!」さすが美桜。行動が早い!そして見つけたカフェレストランに入る。注文し終わった後、綾香がゆっくりと切り出した。「で、その月音くんへの初恋はどうなの?」「ど、どうなのって言われても・・・・・今は助けてくれて恩人ってかんじだしそれに・・・・・私月音くんとはかかわれないし・・・・」
「え、なんで?なんでかかわれないの?」
「香波さんが―と―って。」あまりにもごもごと口を動かしたからだろう、三人は同時に「え?」と、聞き返した。「香波さんが月音くんともうこれ以上かかわったら許さないからって。」それを聞いた友香は怒りの声を上げた。「ん、香波のやつぅ!自分が月音くんと付き合いたいからって人の恋妨害するとかマジサイテー。」「そうそう、もうクラス中の信頼なくしてるっていうのにさ。まだ好かれてると思ってるわけ?人の悪口はよくないけどこれは黙っていられないよ。ねえ、美桜。」「うんうん、ちょっとそういうところが苦手。」みんなは香波さんに対して怒りの気持ちをあらわにした。
そこにちょうどみんな分のランチと紅茶が運ばれてくる。綾香は不機嫌そうにオムライスを口に運ぶ。「羽音愛の初恋にライバルとかマジヤバいねー。私も後藤先輩と付き合う前はわりとライバルいたんだけど、まあ、後藤先輩からの告白ってことでどうにかなったんだけどねー。月音くん、女子にはあんまり興味なさそうだし自分から告白はしてこないよね。残念過ぎってやつ?」「ねー。」私は笑って返した。確かにライバルはたくさんいる。でもだからってどうしたら?月音くんに好きになってもらうとか?そんなの無理に決まってるよ!だってあんなクールなのに恋とかしなさそうだし・・・・・でも、もしかしたら・・・それに、気づいてしまった以上、両想いにはなりたい(かも?)
これが、いわゆるかなわぬ恋ってやつなのかも。恋愛感情がわからないとばかにしてたわりにはこんなにすぐに恋しちゃうなんて私結構単純なのかも・・・・ちょっとショックだ。みんなまあ、でも結構距離は詰まったと思うんだけどなぁ・・・・まあ、べつにわざわざ彼女にならなくてもいいけど
友香の言葉に反応してはじかれるように声を上げる。「え、何がヤバいの?私、何かおかしいの?言っておくけど、いちおう、だからね!本当に絶対好きになったわけじゃないんだからね・・・?」不安になってみんなの顔を見つめる。
「あー。そういうことじゃなくて。やっぱり羽音愛も月音くんのかっこよさがわかったかーって思って。」
「まあ、とにかくどっか入ろう?座って落ち着いて話そうよ・・・」私が提案するとすぐさま美桜がスマホを手に取り、カフェを探し始める。「うん、いいね。カフェレストランでも行こ。昼ご飯食べたいよね。・・・・あっ、いいとこ見っけ。どう?ここ。フェア・コーヒーだって。早く!」さすが美桜。行動が早い!そして見つけたカフェレストランに入る。注文し終わった後、綾香がゆっくりと切り出した。「で、その月音くんへの初恋はどうなの?」「ど、どうなのって言われても・・・・・今は助けてくれて恩人ってかんじだしそれに・・・・・私月音くんとはかかわれないし・・・・」
「え、なんで?なんでかかわれないの?」
「香波さんが―と―って。」あまりにもごもごと口を動かしたからだろう、三人は同時に「え?」と、聞き返した。「香波さんが月音くんともうこれ以上かかわったら許さないからって。」それを聞いた友香は怒りの声を上げた。「ん、香波のやつぅ!自分が月音くんと付き合いたいからって人の恋妨害するとかマジサイテー。」「そうそう、もうクラス中の信頼なくしてるっていうのにさ。まだ好かれてると思ってるわけ?人の悪口はよくないけどこれは黙っていられないよ。ねえ、美桜。」「うんうん、ちょっとそういうところが苦手。」みんなは香波さんに対して怒りの気持ちをあらわにした。
そこにちょうどみんな分のランチと紅茶が運ばれてくる。綾香は不機嫌そうにオムライスを口に運ぶ。「羽音愛の初恋にライバルとかマジヤバいねー。私も後藤先輩と付き合う前はわりとライバルいたんだけど、まあ、後藤先輩からの告白ってことでどうにかなったんだけどねー。月音くん、女子にはあんまり興味なさそうだし自分から告白はしてこないよね。残念過ぎってやつ?」「ねー。」私は笑って返した。確かにライバルはたくさんいる。でもだからってどうしたら?月音くんに好きになってもらうとか?そんなの無理に決まってるよ!だってあんなクールなのに恋とかしなさそうだし・・・・・でも、もしかしたら・・・それに、気づいてしまった以上、両想いにはなりたい(かも?)
これが、いわゆるかなわぬ恋ってやつなのかも。恋愛感情がわからないとばかにしてたわりにはこんなにすぐに恋しちゃうなんて私結構単純なのかも・・・・ちょっとショックだ。みんなまあ、でも結構距離は詰まったと思うんだけどなぁ・・・・まあ、べつにわざわざ彼女にならなくてもいいけど

