ヨーハン・クレイブは冷笑を浮かべた。
フライロート号の甲板で三人が向かい合っていた。
「だから、あのときは確かにあの銃で使える弾だと思ったのだ。しかし・・」
「しかし、なんだ?」
「使えなかったんだよ、試し打ちをしたときに」
対面しているマシューが睨む。
「銃は確かにこっちが要求した最新式だった。だが弾は以前のもの、発砲するなど出来ない代物だったのだ」
クレイブが顔を逸らした。
だんまりを決め込もうとする彼に、
「つまりは銃と弾、両方を最新式に見せかけて高額で売ろうとした、そうじゃないのか」
今度はサジットが聞いた。
「ああそうだよ。だが君らは最近までそれに気づかなかったんだろう」
「その通りだ。滞在していたのは試し撃ちなど無縁な家でね、だから倉庫に入れたままだったんだ」
「ということは、武器としての銃が必要になったということか。まあ、この街も戦さが起こりそうな流れだからな。それでお前たちはどっちの味方なんだ?」
「答える義務はないね。そんなことよりもらうはずだった弾を渡してくれ。それを手に入れたらすぐに帰るよ、ここで長居するつもりはないからね」
フライロート号の甲板で三人が向かい合っていた。
「だから、あのときは確かにあの銃で使える弾だと思ったのだ。しかし・・」
「しかし、なんだ?」
「使えなかったんだよ、試し打ちをしたときに」
対面しているマシューが睨む。
「銃は確かにこっちが要求した最新式だった。だが弾は以前のもの、発砲するなど出来ない代物だったのだ」
クレイブが顔を逸らした。
だんまりを決め込もうとする彼に、
「つまりは銃と弾、両方を最新式に見せかけて高額で売ろうとした、そうじゃないのか」
今度はサジットが聞いた。
「ああそうだよ。だが君らは最近までそれに気づかなかったんだろう」
「その通りだ。滞在していたのは試し撃ちなど無縁な家でね、だから倉庫に入れたままだったんだ」
「ということは、武器としての銃が必要になったということか。まあ、この街も戦さが起こりそうな流れだからな。それでお前たちはどっちの味方なんだ?」
「答える義務はないね。そんなことよりもらうはずだった弾を渡してくれ。それを手に入れたらすぐに帰るよ、ここで長居するつもりはないからね」

