すると側にいた農夫が、
「地区会長さんは、紫音様と会うことを止められていたのでございますよ」
「え?」
「なんでも、下乃浜に流罪にした者を勝手に呼びつけて、ときついお達しがありましたそうで」
「それは役所からなの?」
紫音が操舵輪のために呼ばれたのは今までにもあった。それがなぜ今回に限って地区会長が咎められたのか。
「そうです。通達に来たのは、あの鹿島様の配下の役人でございました」
「また鹿島・・の名前が出て来たな」
マシューがつぶやく。
会長が目を見開いて、
「話には聞いていましたが、本当に言葉が達者なのですね。この堺にいる異人さんはほとんど日本語がしゃべれないというのに」
「それは人さまざまってことだ」
「地区会長さんは、紫音様と会うことを止められていたのでございますよ」
「え?」
「なんでも、下乃浜に流罪にした者を勝手に呼びつけて、ときついお達しがありましたそうで」
「それは役所からなの?」
紫音が操舵輪のために呼ばれたのは今までにもあった。それがなぜ今回に限って地区会長が咎められたのか。
「そうです。通達に来たのは、あの鹿島様の配下の役人でございました」
「また鹿島・・の名前が出て来たな」
マシューがつぶやく。
会長が目を見開いて、
「話には聞いていましたが、本当に言葉が達者なのですね。この堺にいる異人さんはほとんど日本語がしゃべれないというのに」
「それは人さまざまってことだ」

