ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

今度は私にしっかり送られてきた。


「問題なさそうだね?じゃあなんで…」


「いやいや、問題しかないでしょ」


夜空が突然口を挟んできた。


でも、「問題しかない」とはどういうことだろう。


ただのエラーではないということだろうか。


「さっきバラの絵が出たでしょ?それ、雨晴家のマークだよ。目をつけられたんだ」


「っ…?!」