***
コンコン。
保健室の扉がノックされた。
「そろそろ大丈夫ですか?」
この声は…おそらく江原先生だ。
私の話したいことは話せたが、一応夜空にも確認をとっておこうと視線をぶつける。
夜空がうなずいたのをみて、大丈夫だということが分かった。
「はい、大丈夫です」
そう言うと、保健室の扉がガラッと開かれた。
そして、夢乃と江原先生が入ってくる。
「席を外していただいて、ありがとうございました」
私がお礼を言って頭を下げる。
「私達は大丈夫です。それより、恋星さんから日向さんにお話があるそうですよ」
江原先生の後ろに隠れていた夢乃は、慌てた様子を見せてから私に向き直った。
とても真剣な瞳と目が合う。
その途端、怖くなった。
もし、「一緒にいたくない」とか「他人として生活しよう」なんて言われたら。
コンコン。
保健室の扉がノックされた。
「そろそろ大丈夫ですか?」
この声は…おそらく江原先生だ。
私の話したいことは話せたが、一応夜空にも確認をとっておこうと視線をぶつける。
夜空がうなずいたのをみて、大丈夫だということが分かった。
「はい、大丈夫です」
そう言うと、保健室の扉がガラッと開かれた。
そして、夢乃と江原先生が入ってくる。
「席を外していただいて、ありがとうございました」
私がお礼を言って頭を下げる。
「私達は大丈夫です。それより、恋星さんから日向さんにお話があるそうですよ」
江原先生の後ろに隠れていた夢乃は、慌てた様子を見せてから私に向き直った。
とても真剣な瞳と目が合う。
その途端、怖くなった。
もし、「一緒にいたくない」とか「他人として生活しよう」なんて言われたら。



