「…『特別な血』についてよ」
「特別な血」という言葉に反応して、夜空は真剣な顔へと変わる。
「その話をするってことは、夢乃がそうかもっていうことだよな?」
やはり、夜空も夢乃の血の匂いが異常ということが分かったのだろう。
本来なら、吸血鬼は同性の血は飲めない。
飲めなくはないのだが、不味くて吐きそうになる。
ただ、例外が2つある。
1つ目は、ヴァンパイアか同性の相手どちらかでも恋愛感情を抱いている場合。
恋愛感情があれば、相手の血は異性並に美味しく感じるのだ。
2つ目は、相手が「特別な血」である場合。
女神、王冠、歌姫。
全員対象である。
「じゃあ聞くけど、美琴は夢乃に対して恋愛感情があんのかよ」
「…えっと…その〜……ある」
恥ずかしくて、ひかえめに言う。
私は夢乃に惹かれている。
女同士とかは関係なく、好きなのだ。
「特別な血」という言葉に反応して、夜空は真剣な顔へと変わる。
「その話をするってことは、夢乃がそうかもっていうことだよな?」
やはり、夜空も夢乃の血の匂いが異常ということが分かったのだろう。
本来なら、吸血鬼は同性の血は飲めない。
飲めなくはないのだが、不味くて吐きそうになる。
ただ、例外が2つある。
1つ目は、ヴァンパイアか同性の相手どちらかでも恋愛感情を抱いている場合。
恋愛感情があれば、相手の血は異性並に美味しく感じるのだ。
2つ目は、相手が「特別な血」である場合。
女神、王冠、歌姫。
全員対象である。
「じゃあ聞くけど、美琴は夢乃に対して恋愛感情があんのかよ」
「…えっと…その〜……ある」
恥ずかしくて、ひかえめに言う。
私は夢乃に惹かれている。
女同士とかは関係なく、好きなのだ。



