夢乃は私が「皇くんと2人で話がしたい」と言うと、とても傷付いた顔をした。
本当はこんな顔させたくないのに。
でも、今は我慢しなくてはいけない。
夢乃も私も。
夢乃が私の気持ちを悟ってくれることを願った。
「恋星さん、行きましょう」
養護教諭の江原先生が、夢乃を保健室から出すように促してくれる。
ごめん、夢乃。
心の中で謝りながら、夢乃達が保健室から出ていくの見届けた。
私は夜空に、どうしても言いたいことがあるのだ。
今話さなければならない。
私と夜空は同じヴァンパイアで、何度か魔界で会ったことがある。
理由は、婚約者だから。
小学の頃に夜空も私も人間界に来て、会う機会は少なくなってしまった。
けど、夏休みや冬休みにちょくちょく魔界に帰って、ついでに夜空にも会っていた。
本当はこんな顔させたくないのに。
でも、今は我慢しなくてはいけない。
夢乃も私も。
夢乃が私の気持ちを悟ってくれることを願った。
「恋星さん、行きましょう」
養護教諭の江原先生が、夢乃を保健室から出すように促してくれる。
ごめん、夢乃。
心の中で謝りながら、夢乃達が保健室から出ていくの見届けた。
私は夜空に、どうしても言いたいことがあるのだ。
今話さなければならない。
私と夜空は同じヴァンパイアで、何度か魔界で会ったことがある。
理由は、婚約者だから。
小学の頃に夜空も私も人間界に来て、会う機会は少なくなってしまった。
けど、夏休みや冬休みにちょくちょく魔界に帰って、ついでに夜空にも会っていた。



