ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

私は急いで校舎に入って、下駄箱で靴から上履きに履き替える。


いろいろあって疲れてしまったのか、校舎に入るのが久々な気さえしてくる。


昨日が入学式だったのに。


はあ…。


今日は帰ったらゆっくり休めるといいな。


「おはよう!どうしたの?体調悪い?」


そんな声が後ろから聞こえて、驚いてビクッと跳ねて振り返る。


そこには、音花さんに負けないような容姿を持ったかわいい女の子がいた。


茶髪の髪をツインテールで結んでいて、パッチリとした大きな目はきれいな二重。


少し幼い顔立ちがかわいさを引き立たせるような女の子だった。


「えっと、ちょっと疲れちゃって…」


私が苦笑いすると、女の子は眉を寄せて心配そうな顔をした。


「大丈夫?体調には気をつけてね!」


そう言ってニコッと笑った女の子の顔は、天使のように愛くるしかった。


その後、何か思い出したかのように慌てた様子で話始めた。