ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

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「夜空くーん!」


学校に近づいてきてだんだんと夢色学園の生徒が増えてきた頃、皇くんを呼ぶ女の子の声がした。


振り返って後ろを見ると、こちらに走ってきているかわいらしい子が見えた。


ツヤツヤの黒髪をハーフツインにしており、ぱっちりとした目が垂れている。


女の私でもドキッとしてしまうほど、かわいい女の子だった。


「あっ!恋星さんだ〜。おはようっ!」


「えっ?私のこと知ってるの?!」


こんな可愛い子に知ってもらえているなんて、びっくりだ。


関わったことがあっただろうか?


そんなことを考えていると、ふふっと笑う声が聞こえた。


「え〜恋星さん有名人だよっ?主席の優等生ちゃん!って」


そんな風に言われてるの?!


でも…ちょっと嬉しいかも。


音花(おとか)おはよう」


皇くんに話しかけられると、ぱあっと分かりやすく笑顔になって音花さんは頷いた。


私と話した時よりも、生き生きしている気がする。