ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

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それから昼休みになって、いつものようにお弁当を食べていた。


「少しお手洗いに行ってくるわね」


「は〜い。いってらっしゃい」


私は口をもぐもぐさせながらそう言った。


その後10分が経過したけど、華恋ちゃんが戻ってくる様子はなかった。


少し心配になって、彩鈴ちゃんに視線を送る。


「ちょっと心配、だよね。長くない?」


「うん…」


真白くんがいないのも気がかり。


なんだろ、なんとなくだけどなんか真白くんと関係してる気がする。


「ちょっと探してみない?」


その提案に彩鈴ちゃんはうなずいてくれた。


それからいろいろな場所を探してみても、なかなか華恋ちゃんが見つからない。


近くのトイレにはいなかったし。


「いないね…」