***
「夢乃、帰ろう」
放課後になって、いつものように皇くんに声をかけられる。
「うん!」
私は笑顔でうなずいて駆け寄る。
それから、隣を歩き出した。
学園の正門を出ると、皇くんが話題をふった。
「そういえば、今日来た編入生とずいぶん仲良さそうだったね。どんな子なの?」
「どんな……う〜ん。ミステリアスで不思議な子?あとは、意外とお昼食べるんだよ!大盛りで頼んでたから」
そう言ってくすくす笑うと、皇くんはつまらなさそうに「ふーん」と言った。
「あとね、華恋ちゃんと友達みたい」
「雨晴さんと?」
「うん」
そして、私は華恋ちゃんと真白くんが話していた様子を伝えた。
皇くんはうんうん、とうなずきながら聞いてくれた。
「なるほどね。確かに変だね…。まあ、考えても仕方がないし明日雨晴さんに聞いたらいいんじゃないかな?」
「夢乃、帰ろう」
放課後になって、いつものように皇くんに声をかけられる。
「うん!」
私は笑顔でうなずいて駆け寄る。
それから、隣を歩き出した。
学園の正門を出ると、皇くんが話題をふった。
「そういえば、今日来た編入生とずいぶん仲良さそうだったね。どんな子なの?」
「どんな……う〜ん。ミステリアスで不思議な子?あとは、意外とお昼食べるんだよ!大盛りで頼んでたから」
そう言ってくすくす笑うと、皇くんはつまらなさそうに「ふーん」と言った。
「あとね、華恋ちゃんと友達みたい」
「雨晴さんと?」
「うん」
そして、私は華恋ちゃんと真白くんが話していた様子を伝えた。
皇くんはうんうん、とうなずきながら聞いてくれた。
「なるほどね。確かに変だね…。まあ、考えても仕方がないし明日雨晴さんに聞いたらいいんじゃないかな?」



