ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

天音さんはというと、気絶してしまっている。


「華恋、夢乃大丈夫だった?」


真鈴さんが心配そうにして私の顔を見てくる。


その言葉に私はうなずいた。


「は、はい…。それより、天音さんは平気なんですか?」


「ええ、彼女は平気よ。少し頭に血がのぼってしまったのよ。よくあること」


あれがよくあったら大変だと思うけど。


真鈴さんと華恋ちゃんは苦労してるんだな。


「彼女は睦季にひきわたすわ。いきなりごめんなさいね」


そう言って、真鈴さんは天音さんを抱えてどこかへ行ってしまった。


なんだったんだ、今の。


「あの銀髪の人は誰なの?」


星空ちゃんが華恋ちゃんに聞いた。


「私の友人よ。ヴァンパイアハンター協会の幹部のひとりなの。放課後は学園内の見回りをしているから、助けてくれたのね」


「そうだったの!?」