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皇くんは、私を離すまいと詰め寄ってきた。
「あんた、確か生徒会役員だよな?」
「へ?あ、あの…」
明らかにさっきとは違う口調に驚いてしまう。
しかし皇くんは私の答えが分かっているのか、すぐに次の質問をしてきた。
「まあいいや。で?俺のこと、どこまで知ってるわけ?」
驚きすぎて、喉に何かが詰まっているように言葉が出てこない。
口をぱくぱくさせて、どうにかしゃべろうとする。
「な…にも」
驚きと恐怖から抜け出し、やっと言葉を出せて少し安心する。
けれど、そんな私を煽るように皇くんがニヤッと口角を上げて笑う。
それが恐ろしくて、また震え始めてしまう。
皇くんは、私を離すまいと詰め寄ってきた。
「あんた、確か生徒会役員だよな?」
「へ?あ、あの…」
明らかにさっきとは違う口調に驚いてしまう。
しかし皇くんは私の答えが分かっているのか、すぐに次の質問をしてきた。
「まあいいや。で?俺のこと、どこまで知ってるわけ?」
驚きすぎて、喉に何かが詰まっているように言葉が出てこない。
口をぱくぱくさせて、どうにかしゃべろうとする。
「な…にも」
驚きと恐怖から抜け出し、やっと言葉を出せて少し安心する。
けれど、そんな私を煽るように皇くんがニヤッと口角を上げて笑う。
それが恐ろしくて、また震え始めてしまう。



