ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

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その後特別寮にいる6人を起こしに行って、私たちの部屋に集まってもらった。


私の変化にみんなが驚いていた。


「間違いない…。予言通り、恋星さんは王冠(クラウン)だったんだね」


そう言ったのは昊葉会長。


「そう見て間違いないでしょうね。でも、これからどう対策を取るつもりですか?」


「そうだな…。とりあえず、先生と国の方に報告かな。それと、ふたりにはそのまま特別寮で生活を続けてもらおうかな」


「…わかりました」


不安は絶えないけど、なんでか思ったより怖くない。


それはきっとみんながいてくれるのと、皇くんが守ってくれるという安心からくるのだろう。


「あとはウィッグを買ってこようか。その髪色は学園内とかでは目立つし、王冠(クラウン)だとバレやすくなるしね」


「そうですね!じゃあ、この後買いに行きましょうか」


那津葉先輩の言葉にうなずく。


その後は解散となった。


結局今すぐどうこうできるわけじゃないけど、守ってくれる人がいるのはとても心強い。


みんなに感謝だ。