ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

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約1時間前。


寮生活もだいぶ慣れてきたけど、今日から皇くんと特別寮に住むことになったからちょっと不安。


内装も全然違うらしい。


那津葉先輩には、特別寮の部屋はとっても豪華って聞いたんだ。


だからワクワクしてたりもする。


1ヶ月前、1週間だけだけど皇くんとは一緒に過ごしていたしきっと大丈夫。


そんなことを考えていると、あっという間に特別寮の前に着いた。


すると、入り口付近にはすでに皇くんがいた。


「皇くん!」


「恋星さん、やっほ」


だいぶ打ち解けてきた私達は、今は結構友達って感じがするかな?


だったら嬉しいな。


「ごめんね!待たせちゃった」


「ううん、大丈夫だよ。早く着いちゃっただけだから」


そう言ってくれる皇くんにホッとする。