ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

私も同じ気持ちだ。


「守ってくれるなら心強いですしね」


そう言って、昊乃さんは優しくほほ笑んだ。


初めて笑顔を見た気がする。


見惚れてしまうくらいきれいだと感じたのは、なぜなんだろう。


「3人がそれでいいなら、僕も了承するよ。ね、那津葉さん」


「はい!もちろんです!」


那津葉先輩も夜神先輩の裏に気がついていたみたいだ。


「早速準備をしよう。後のことは僕に任せておいて」


こういう時、昊葉会長の権利がよく分かる。


ありがたい。


その後は落ち着いてパーティーを楽しむことができた。


ハプニングもあったけど、終わりよければすべてよしだよね?