ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

怒りをふくんだその声に、私達は圧倒された。


その声に、存在に恐怖すら感じてしまった。


赤く光る瞳を、なぜか私はきれいだと感じてしまって。


彼に助けを求めた。


『俺が絶対に夢乃を守るから』


あの日の言葉はきっと本物で、皇くんは私のために戦ってくれる。


そう信じた。


「たっ…助けて…!」


「待ってろ。今、助けてやる」


その言葉に私はとても安心したんだ。


2対1なんて、勝てる可能性は少ないと思う。


でもなぜか私は、皇くんなら大丈夫と思ってしまった。


絶対に勝てるって。


「さあ、夢乃を返してもらおうか」


「やだね。ってか、お前が勝てると思ってんの?音花様にこび売ってるだけの奴がさ!」