ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

まずいといっても、私には何もできそうにないかも…。


私が口を挟んだら音花さんが怒ってしまうかもしれない。


だって、顔怖いもん。


私は助けを求めるように華恋ちゃんを見た。


けれど華恋ちゃんも、どうしたらいいか分からない様子で困った顔をしていた。


「みんな大丈夫?!」


私のピンチを救ってくれたのは、昊葉会長だった。


きっとさっきの音を聞いて、かけつけてくれたのだろう。


生徒会メンバーもみんな集まってくれた。


「紀羅…」


「橙李と界李…!どうしてここに!」


昊葉会長と橙李くん、界李くんは知り合いだったみたいだ。


そういえば、昊葉会長もヴァンパイアだったんだ。


知り合いなのもうなずける。


「あれ?紀羅くん!音花のために来てくれたの〜?」