ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

「夢乃、私と来て」


「うん!」


華恋ちゃんに声をかけられて、私はうなずいた。


他のメンバーはというと昊乃さんは夜神先輩と、三葉さんは朝雛先輩と組んでいた。


「行きましょ」


華恋ちゃんに手をとられて、私達も急いで別の場所へと移動した。


それからずいぶん歩いていても、正気を保っている人は見つからない。


ましてや、怪しい人なんていない。


その時そういえば、と思い出した。


「華恋ちゃん」


くいっと華恋ちゃんのドレスのすそを引っ張る。


「何?」


「私さっき裏庭に音花さんと界李くん、橙李くんを追いかけてでたんだけど…」


「あの双子がいたの?!」


ばっと振り返った華恋ちゃんは、私の肩に手を置いた。