ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

俺の能力に興味津々って感じだ。


こいつも能力者だから、別に不思議なことはないと思うけど。


まあ、王家の能力はなかなか目にすることができないからレアだもんな。


「母さんと親父は…って、魔王のことな?」


「今は結構仲良いの?」


呼び方が変わったから、勘づいたんだろう。


「まあな。2人に能力のコツを教えてもらったりして、やっと使えるようになったんだ」


一生懸命に頑張っていた時期が懐かしい。


でももう、母さんは。


「お母さん?」


また俺の心を読んだのか。


やっぱり厄介な能力だな、こいつの能力。


隠したりしていても無駄だよな、と感じた俺は話すことにした。


「俺の母さんは病気で死んだんだよ」


「え…」