ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

「え、さっきの雷は…」


こんなことありえない。


天気がこんなにもすぐ、ころころと変わるなんて。


何が起きたんだ?


「これが、夜空の能力だろう」


「えっ、お、俺の?」


びっくりしすぎて素の状態が出てしまった。


でも、これだけあせるのも当たり前だった。


今魔王様が言ったことが本当なら、それはいい意味でも悪い意味でも“すごい能力”なのだから。


「ああ、そうだ。他の奴と比べて、夜空は段違いの魔力を持っているようだ。さっき雷を自由に扱ったのもその影響だろう」


「碧さんそれって…」


「…大きなスキャンダルが表に出るかもしれない、ということだね」


俺は、その言葉に息を呑んだ。