ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

朝食をテーブルに置いてもらって、俺はいつも通り食べ始めた。


母さんと父様も、いつも通りに会話をしていた。


俺の瞳の色が変わってあせっていた母さんの姿は、そこにはなかった。


しばらくして2人の会話が終わり、父様は部屋から出ていった。


足音が完全にしなくなった時、瞳の色は戻った。


それから、母さんは真剣な顔で俺に言った。


「夜空、ずっと隠してたことがあるの。辛いことかもしれない、でも聞いてほしいの」


母さんの真剣な顔を見て、どうしようか迷った。


でも、最終的には。


「いいよ、きく!」


同じだけの真剣さを見せて、うなずいた。


「ありがとう」


母さんはまたいつものように笑ってくれた。


その時見た笑顔が、きっと最後の笑顔だったんだ。