ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

いつかバレてしまうなら、せめて自分の口から話したかった。


「分かった!これは、皇くんと私の秘密交換だね」


今は双羽の明るさが、優しさが嬉しかった。


素直にそう思った。


「ありがとう」


それから俺は歩きながら、自分のことを語り始めた。