ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

そういう人はたまにいる。


きっと真鈴さんも、何に対しても興味を持てないのだ。


何を考えているのか分からない人は、本当に恐ろしい。


私は、抵抗せずにイスに座った。


なんの話をされるんだろう…。


華恋ちゃんが悪い人には見えない。


だからどうかいい話でありますように、と願うだけ。


「彩鈴、貴女に確かめたいことがありますの。貴女は…『能力者』で合っていますね?」


「ど、どうしてそれを…?!」


なんで私が能力者って知っているんだろう。


どこからか情報が漏れたのか…それとも、この人が魔界に住んでいるのか。


圧倒的に私の方が情報が足りない。


どこで知ったの?と聞きたい。


でも答えてくれるか。


「私は能力者のことは見れば分かるの。まあ、なんの能力を持ってるかまでは分からないけどね」