ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

私の記憶の片隅にある鈴蘭の校章が指すもの。


それは確か…「能力者」だった。


能力者って、どんな人なんだろう。


伝承では魔界に住んでるって言われているけれど。


彩鈴ちゃんが能力者だなんて、思ってもみなかった。


その事にぐるぐる頭を悩ませながら。


私は迷子にならないように、華恋ちゃん達の後をついていった。


「ここよね…物置部屋」


華恋ちゃんのその言葉に、ハッとして顔をあげる。


もう着いたんだ…。


気が付かなかった。


考えごとをしていると、ついそのことに集中しちゃうのが私の悪い癖。