昊葉会長がおずおずといった感じで、首を縦に振る。
「そうだね、こればっかりは先生方が決めたことだし」
そう言われると、三葉さんはため息をついた。
「分かりました、ならやりますよ。けれど、それだったらどうして次席の2人は呼ばなかったのですか?」
確かに…三葉さんの言う通りだ。
生徒会の話をするなら4人全員を呼べばいいのに、今日呼ばれたのは私と三葉さんの2人だ。
なにか意図があるのだろうか。
今度は那津葉先輩が、その質問に答える。
「それはですね…。これは校長先生に言われているんですけれど、生徒会で主に活動をしていく方で、主席の方だけにはこの学園のことを詳しく話して協力していく必要があるって」
少し三葉さんが何かを考えた後、ゆっくりと喋り出した。
「つまり、私達にはこの学園の秘密を知る義務があるとでも?」
昊葉会長と那津葉先輩が驚いたように目を見開いている。
それから、昊葉会長が我に返ったようにまた話し始める。
「まさに三葉さんの言った通りなんだ。…それじゃ、本題に入るね?まずはこの資料を見てほしいんだ」
そう言って後ろの机の上から2枚の紙を取って、私達の前に置いた。
「そうだね、こればっかりは先生方が決めたことだし」
そう言われると、三葉さんはため息をついた。
「分かりました、ならやりますよ。けれど、それだったらどうして次席の2人は呼ばなかったのですか?」
確かに…三葉さんの言う通りだ。
生徒会の話をするなら4人全員を呼べばいいのに、今日呼ばれたのは私と三葉さんの2人だ。
なにか意図があるのだろうか。
今度は那津葉先輩が、その質問に答える。
「それはですね…。これは校長先生に言われているんですけれど、生徒会で主に活動をしていく方で、主席の方だけにはこの学園のことを詳しく話して協力していく必要があるって」
少し三葉さんが何かを考えた後、ゆっくりと喋り出した。
「つまり、私達にはこの学園の秘密を知る義務があるとでも?」
昊葉会長と那津葉先輩が驚いたように目を見開いている。
それから、昊葉会長が我に返ったようにまた話し始める。
「まさに三葉さんの言った通りなんだ。…それじゃ、本題に入るね?まずはこの資料を見てほしいんだ」
そう言って後ろの机の上から2枚の紙を取って、私達の前に置いた。



