ヴァンパイアに狙われています！〜運命は危険な出会い〜

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今日から本格的に授業が始まることになっている。


私は授業の予習をしてきたので、大体分かっている範囲だった。


だからどうやら勉強が苦手らしい彩鈴ちゃんに、こそっと教えながら授業を進めていた。


中学の頃は美琴ちゃんとやってたな〜と思い出しながら。


そして、昼休みになった。


昼休みは1時間ほどあり、とっても長いんだ。


そして、私達3人は一緒にお昼ご飯を食べることにした。


「お昼ご飯〜！」


彩鈴ちゃんは食べることが好きなようで、4限目の始まりからあたりからずっとこの調子。


いつもテンションが高いけど、今は一段と高い。


「ほら、早く食べましょ。それと夢乃、今日ってこの後予定ある？」


「えっあ、私…？んーと、特にないよ！」


いきなり華恋ちゃんに話を振られたので、びっくりして動揺してしまった。


そんな私の姿に、くすくすと華恋ちゃんが笑う。


からかって笑ってるんだって気がついた。