ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

「う…ん?」


外もまだ暗い中、いつもより随分と早く目が覚めてしまった。


時間を確認すると、思った通り早くて4時6分。


後1時間くらい寝られるが、目が覚めてしまって寝れそうにないので起きることにした。


時間がたっぷりあるので勉強を始める。


私は夢色学園で成績トップをキープできるようにしたいので、毎朝勉強することに決めたのだ。


いつもなら勉強する前にしっかりと目を覚ますためにも、顔を洗いにいくのだけど…。


「今日はいいよね…皇くんに会うのも気まずいし」


目も覚めているし、何より昨日のことがあって皇くんに会うのがちょっと気まずい。


どうせ朝に会わなきゃいけないけど。


でも、お母さんがいれは多少は気がまぎれると思った。


私は6時30分になるまで、部屋から出ずに勉強をした。