ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜

これ以上話せることがないということで、みんな解散ということになった。


「それじゃまた明日ね、夢乃」


「うん!またメールとかしてね!」


「…もちろん」


こんな話をして、私は美琴ちゃんと華恋ちゃんを公園の近くまで見送った。


そういえば、今何時なんだろう…。


気になって時間を確認する。


時刻はもう、10時を過ぎていた。


流石にもう寝ないと、と思い部屋に戻ろうとしたところを皇くんに引き留められた。


「ちょっと待って。どうしても話したいことあるんだ。僕の部屋来ない?」


何かされるかも…と思ったけれど、一人称が「僕」なのでなんとなく平気なような気がする。


「俺」だとちょっと危険なんだけど。


そんなことを考えながらも、私は簡単にオーケーを出した。


「いいよ!でも、短めにしてくれると嬉しいな。もう時間も時間だし」


「うん、分かった。ありがとう」


うなずいてくれたのを見て、私は皇くんの部屋に向かった。