そこで星空を見ている人物は、ここにいるはずのない人だった。
「え…か、れん…ちゃん?」
「…夢乃、待ってたわよ」
「待ってた」なんて、まるで私がここに来ることを知っていたかのような口ぶり。
胸のあたりがざわざわした。
「なんで…なんで華恋ちゃんがいるの…?それに、私は美琴ちゃんと約束を…」
「うん、私が呼んだから」
何を言っているのだろう、疑問しか出てこない。
“私が呼んだ”?
私は美琴ちゃんからメールをもらって来たのだ。
それに、どうして私がここに来ることが分かったのかも気になる。
そのことが顔に出てたのか、あるいはエスパーなのか…華恋ちゃんは答えた。
「ハッキング」
「え?」
「日向のスマホのデータをハッキングして、夢乃にメールを送ったの。どうしても伝えたい…いいえ、伝えなくちゃいけないことがあったから」
華恋ちゃんが自分のスマホの画面を私に見せた。
「え…か、れん…ちゃん?」
「…夢乃、待ってたわよ」
「待ってた」なんて、まるで私がここに来ることを知っていたかのような口ぶり。
胸のあたりがざわざわした。
「なんで…なんで華恋ちゃんがいるの…?それに、私は美琴ちゃんと約束を…」
「うん、私が呼んだから」
何を言っているのだろう、疑問しか出てこない。
“私が呼んだ”?
私は美琴ちゃんからメールをもらって来たのだ。
それに、どうして私がここに来ることが分かったのかも気になる。
そのことが顔に出てたのか、あるいはエスパーなのか…華恋ちゃんは答えた。
「ハッキング」
「え?」
「日向のスマホのデータをハッキングして、夢乃にメールを送ったの。どうしても伝えたい…いいえ、伝えなくちゃいけないことがあったから」
華恋ちゃんが自分のスマホの画面を私に見せた。



