裏社会の私と表社会の貴方との境界線

先程まで教室内はざわざわしていたが、ホームルームが始まり静かになった。


そして今は、先生の声だけが教室から聞こえる。


そんな中私とツキは、森田先生に呼ばれるのを廊下でじっと待っていた。


「それじゃあー転校生を紹介するぞ!入ってきてくれ!」


どうやら森田先生に呼ばれたようだ。


がんばれ、と自分の心に言い聞かせて教室の扉を開ける。


ガラッ。


初めて入るスカイ学園の教室。


横長の机に長椅子が置いてあり、大体が男女交互に座っていた。


そして、教室は私の大好きなきれいな木材で作られてあった。


昔よく通っていた図書館が木材で作られているため、木材建築の建物が好きになったのだ。


「ふたりはここに立って、簡単でいいから自己紹介を頼むぞ!」


先生に言われたあたりの場所にふたりで立つ。


生徒達は3パターンの反応を見せてくれた。


ほとんどの女子は視線がツキに釘付け。


ツキはかっこいいと言えるような容姿を持っているため、大体の女性はこのような反応を見せる。