裏社会の私と表社会の貴方との境界線

1クラスの人数は約20人と聞いている。


20人の前で自己紹介をしたりするのは、さすがの私も少し緊張する。


平常心を保たないと、と思い心を落ち着かせようとすると。


——誰かが私の手をぎゅっと握った。


「へっ?!」


私の手を握っていたのは…ツキだった。


まさかあのツキが手を繋いでくるなんて、思っても見なかった事が今目の前で起きている。


「大丈夫。僕がいるから」


そう言って優しく笑ってくれたツキの顔はとてもかっこよくて、ドキッとしてしまった。