さっきまではハッキリと答えを教えてくれていたのに、突然言い淀む姿に首を傾げる。そんな私のに気付かせるようにサイラスが自身の目元を指しながら、視線でノルベルト公爵へと誘導した。
促されるままノルベルト公爵の目元を見ると、わずかに赤くなっている。
それだけではない。目蓋もどこか腫れぼったく、まるで泣いたようだった。
「まさか、私が堂々と夜会に参加したのを見て、感動したから……なんて言いませんよね?」
我ながらそんなバカな、なんって思っていたのだが、どうやらそのまさかだったらしい。
私の指摘を受けたノルベルト公爵の顔が一気に赤く茹で上がり、わたわたと口を動かす。
いい大人が、それも出迎える立場の状態で感涙し、その場から逃げたことが恥ずかしいのだろう。
促されるままノルベルト公爵の目元を見ると、わずかに赤くなっている。
それだけではない。目蓋もどこか腫れぼったく、まるで泣いたようだった。
「まさか、私が堂々と夜会に参加したのを見て、感動したから……なんて言いませんよね?」
我ながらそんなバカな、なんって思っていたのだが、どうやらそのまさかだったらしい。
私の指摘を受けたノルベルト公爵の顔が一気に赤く茹で上がり、わたわたと口を動かす。
いい大人が、それも出迎える立場の状態で感涙し、その場から逃げたことが恥ずかしいのだろう。

