「ま、まさか、『殿下には関係ない』って言っていたのは」
「関係ないでしょう。これは家族の問題だ、確かにいつか姪の誰かと結婚することがあるかもしれないが、そうなるまではこれは家族だけの話ですので」
「その理論でいくと、まぁ確かに俺は関係ないかもしれないな。とはいえ、今日のエスコート役としてエヴァを守るつもりできたんだ、首は突っ込ませて貰ったが」
「姪への気遣いならば受け入れましょう」
(な、なにこれ)
まさか、と思い念のため確認した内容が、そのまさかだったとは。
母を殺したと罵倒されることを覚悟し、姉たちが呼ばれる『姪』という言葉のくくりには入れて貰えないのだと思ったが、ハッキリと『姪』と宣言されて思わず目頭が熱くなる。
けれど、さっきまでのように不快で、見られたくなくて苦しみながら耐えるのではなく、このまま泣いてもいいのかもしれない。
「サイラス様に姉たちを勧めたのは……」
「年齢だ。殿下と姉姫たちは同い年なんだ、少しでも年齢は近い方がいいだろう」
最後の疑問もあっさりと答え合わせし、肩から完全に力が抜ける。
「関係ないでしょう。これは家族の問題だ、確かにいつか姪の誰かと結婚することがあるかもしれないが、そうなるまではこれは家族だけの話ですので」
「その理論でいくと、まぁ確かに俺は関係ないかもしれないな。とはいえ、今日のエスコート役としてエヴァを守るつもりできたんだ、首は突っ込ませて貰ったが」
「姪への気遣いならば受け入れましょう」
(な、なにこれ)
まさか、と思い念のため確認した内容が、そのまさかだったとは。
母を殺したと罵倒されることを覚悟し、姉たちが呼ばれる『姪』という言葉のくくりには入れて貰えないのだと思ったが、ハッキリと『姪』と宣言されて思わず目頭が熱くなる。
けれど、さっきまでのように不快で、見られたくなくて苦しみながら耐えるのではなく、このまま泣いてもいいのかもしれない。
「サイラス様に姉たちを勧めたのは……」
「年齢だ。殿下と姉姫たちは同い年なんだ、少しでも年齢は近い方がいいだろう」
最後の疑問もあっさりと答え合わせし、肩から完全に力が抜ける。

