「……ハッ、私、今何を……!?」
オスキャルの驚愕に染まった顔を見て我に返った私は、そんな自分に驚きつつ手紙の山へと目を向ける。
「もしかしてこれが災厄の片鱗……!?」
「いえ、完全に調子乗ったモテの勘違いヤローです」
「辛辣ね」
「事実です」
ムゥッと口を尖らせた私だが、勘違いヤローかは別としてモテに調子乗ったという点は否めない。
だが、モテているという点はかなりいい点ではないだろうか。
「ねぇ、ここしばらくお兄様の護衛をしてみて気が付いたんだけど、お兄様ってものすごくガードが堅いと思わない?」
「あー。そうですね。元々ご令嬢方に人気の方ですから当然のように捌き方というのも心得られておりますし、それにかなりストイックに執務や訓練に取り込まれるので遠く眺める以外の接触はなさそうですね」
「えぇ。その結果、お兄様の護衛騎士が人気になるのだけど」
「いつの間にかその人気ナンバーワンがエヴァ様ですけどね」
「でも、例の聖女様の姿は見てないわ」
「それは……」
口ごもったオスキャルに私もそのまま口を閉じる。
(一体聖女は何を考えているのかしら)
オスキャルの驚愕に染まった顔を見て我に返った私は、そんな自分に驚きつつ手紙の山へと目を向ける。
「もしかしてこれが災厄の片鱗……!?」
「いえ、完全に調子乗ったモテの勘違いヤローです」
「辛辣ね」
「事実です」
ムゥッと口を尖らせた私だが、勘違いヤローかは別としてモテに調子乗ったという点は否めない。
だが、モテているという点はかなりいい点ではないだろうか。
「ねぇ、ここしばらくお兄様の護衛をしてみて気が付いたんだけど、お兄様ってものすごくガードが堅いと思わない?」
「あー。そうですね。元々ご令嬢方に人気の方ですから当然のように捌き方というのも心得られておりますし、それにかなりストイックに執務や訓練に取り込まれるので遠く眺める以外の接触はなさそうですね」
「えぇ。その結果、お兄様の護衛騎士が人気になるのだけど」
「いつの間にかその人気ナンバーワンがエヴァ様ですけどね」
「でも、例の聖女様の姿は見てないわ」
「それは……」
口ごもったオスキャルに私もそのまま口を閉じる。
(一体聖女は何を考えているのかしら)

