ここにきてからお金持ちのみんなの規格外の凄さに圧倒されてばっかりだ。
これ以上言われたら意識を飛ばす自信しかないよ!?
「この屋敷、生徒全員じゃなくてオレたち6人が暮らすための場所だよ?」
おそるおそるといった様子で発せられた言葉に一瞬、くらりと意識が遠のく感じがする。
……うそ。
「まさかここまで驚くとは思ってなかったよ」
「莉亜?びっくりしてるとこ悪いけど、そろそろ行こう?」
拓海くんと琉弥くんが心配そうに顔を覗き込んでくる。
「うん……」
さっきの衝撃のせいでまだうまく働いていない頭をフル稼働させて、なんとか言葉を紡ぐ。

