【おはよう、ハルカ。いきなりですが報告です】

【おはよう、ミオリ。いきなりなんでしょうか】

【昨夜、セガワくんから告白されたの。もうびっくりしちゃって。寝て起きた今も信じられない思いで。でも確かに同じ部屋にセガワくんいるし。隣で寝てるし。ああ、昨日のはちゃんとした現実なんだなって思ってるところ】

【おめでとう。よかったね。もちろんOKしたよね?】

【したよ。思わず泣きそうになっちゃった】

【やった、こっちまで嬉しくなる。報告してくれてありがとう】

【背中押してくれたハルカのおかげだよ。こちらこそありがとう】

【四人で一緒に遊べたら楽しいかもね】

【いいねそれ。いつかできたら最高じゃん】

【うん、いつかやろうね】

【ちなみに今日は、このままセガワくんと家でゆっくり過ごすことにしたんだ】

【そっか】

【ハルカはどう? ストーカーは大丈夫?】

【うん、大丈夫。ウラセくんのおかげ。ウラセくんがいるのといないのとで気の持ちようが全然違う。ウラセくんの存在は強いよ。彼が側にいるだけで、ストーカーが背を向けてる感じがする】

【最強の護衛じゃん。かっこいいね】

【ありがとう。でもダメだよ、他人の彼氏をかっこいいなんて言ったら。セガワくんが拗ねるよ】

【それは大変】

【なんか他人事みたい】

【あ、そろそろセガワくんが起きそう】

【こっちもだ。ウラセくんがもぞもぞし始めた。これはもうすぐ起きるな】

【偶然だね。お互いに恋人と仲良くしようか】

【うん、そうしよう】

【バイバイ、ハルカ】

【バイバイ、ミオリ】