私が卑屈になって、どうせ分りっこないって拗ねて遠ざけていた問題を、
琴音はいつも隣で感じようとしてくれていたんだ。
それなのに私は琴音にすら本音を話すことから逃げて、
この町を憎んで、生きている自分を呪った。
「人を信じる」
その光を教えてくれる人がこんなにもそばに居たのに、
その恐怖から抜け出せるきっかけをくれたのは時空を超えてやってきてしまった、
遠い存在のきっちゃんだった。
私には味方がいる。
私も誰よりもこの人達の味方でいたい。
生きたい。
そう思うことはまだ怖いけれど
ここでなら、許される気がした。
それなのに…。
琴音はいつも隣で感じようとしてくれていたんだ。
それなのに私は琴音にすら本音を話すことから逃げて、
この町を憎んで、生きている自分を呪った。
「人を信じる」
その光を教えてくれる人がこんなにもそばに居たのに、
その恐怖から抜け出せるきっかけをくれたのは時空を超えてやってきてしまった、
遠い存在のきっちゃんだった。
私には味方がいる。
私も誰よりもこの人達の味方でいたい。
生きたい。
そう思うことはまだ怖いけれど
ここでなら、許される気がした。
それなのに…。



