空に還る。

「あんさ、真剣な話ばしてもよか?」

「そりゃそうたい。私達だって真剣なんやけん」

「ありがとう。あのね…きっちゃんば、今日帰そうと思う」

「…やけんってどげんして?」

サコソウがきっちゃんの顔を覗き込む。
きっちゃんもちょっと眉間に皺を寄せて私を見た。

「方法の見つかったとね?」

「ごめんね。きっちゃん、違うと。正直なんも見つかっとらん。でもきっちゃんは今日絶対に帰らんばいけん」

「あんず、なんで今日にこだわっとっと?せめて夏休み中やったらセーフやろ?」

「ううん。今日じゃないとダメ」