車の中で達哉があたしの髪の毛を触ってきた。


そして、目があってキスされた。ふかーいキス。声が漏れちゃうくらい達哉のキスはうまくて。あたしは、達哉の腰に手を回した。達哉はそれが合図と思ったのか、


「後ろのシートに行こうか?」


と聞いて、狭い空間の中あたしの手をひいた。



あたし達は、愛し合った。

狭い車内はあたし達の吐息と熱気で曇ってた。


愛し合った後あたしは、嬉しくて達哉の頬にキスをした。達哉もあたしにキスしてくれた。