朝、思い足取りで教室へと歩いている時だった。
「莉紗せんぱーい」
ドクッと心臓が大きく跳ねて、心拍数が上がる。
瀬名くんだ。
顔みたらダメだ、もっと小説書けなくなっちゃう。
「見て全部8割以上」
「え、えぇー!?」
話しかけてきたと思えば、彼は全教科のテストをひらひらと私に見せてきた。
どれも8割、いや9割以上。
なんなら満点のものだってある。
「デート行こーね先輩」
そして瀬名くんは得意げに笑うと
「ばいばい」
とすぐにいなくなった。
で、デートに行くことになっちゃった。
正直、全教科8割以上なんて絶対に無理だと思ってた。
「あ、莉紗先輩!おはようございます」
信じられないとほっぺをつねってみながら廊下を歩いていると瀬名くんの次は乃愛ちゃんとすれ違った。
「おはよう」
いつもなら挨拶するだけだけど、ちょうどいいと思って乃愛ちゃんに聞いてみることにした。
「あのさ!乃愛ちゃん。瀬名くんって頭いいの?」
幼なじみならきっと知っているだろうな。
「莉紗せんぱーい」
ドクッと心臓が大きく跳ねて、心拍数が上がる。
瀬名くんだ。
顔みたらダメだ、もっと小説書けなくなっちゃう。
「見て全部8割以上」
「え、えぇー!?」
話しかけてきたと思えば、彼は全教科のテストをひらひらと私に見せてきた。
どれも8割、いや9割以上。
なんなら満点のものだってある。
「デート行こーね先輩」
そして瀬名くんは得意げに笑うと
「ばいばい」
とすぐにいなくなった。
で、デートに行くことになっちゃった。
正直、全教科8割以上なんて絶対に無理だと思ってた。
「あ、莉紗先輩!おはようございます」
信じられないとほっぺをつねってみながら廊下を歩いていると瀬名くんの次は乃愛ちゃんとすれ違った。
「おはよう」
いつもなら挨拶するだけだけど、ちょうどいいと思って乃愛ちゃんに聞いてみることにした。
「あのさ!乃愛ちゃん。瀬名くんって頭いいの?」
幼なじみならきっと知っているだろうな。

